2016年3月23日水曜日

わくわくオバチャーンランド12~人は何度でも歩き出せる~

2016年3月19日(土)、
3か月ぶりのわくわくオバチャーンランド12~脇復活祭 段差に気を付けて~が行われた。
オバオタのわたしでさえ知らなかった脇が休養していた事実。
恐らく日本中の誰も知らなかったと思うが、こうして骨折しても復活できる喜びをみんなで噛み締めようじゃないか!
ということで、めでたいオバチャーンランドになったのである。

にも関わらず…。
ステージ1回目は調子が出ず悲惨な有様。
1回目ひどいのはいつものこととは言えど、史上最低の出来で
これまでで一番途中退場する観客が多かった。
由々しき事態である。
ダンスや曲を覚えてないだけじゃない。覇気もない。MCも観客置いてけぼり…。
1回目終了後、思わず楽屋へ飛び込んだ。
「今日、元気なくないですか?」
圧倒的にオバチャーン力が足りてない。
いくらダンスが揃わなくたって、喋りたいことを喋るだけのMCだって、
楽しければ全部OK。
観客を楽しませてこそなんぼのオバチャーンなのだ。

プロダクション社長の辻さんにも指摘され、
おのおの何を思っただろう?

3回目が終わるころには満員大盛り上がりにできたことを思うと
みんなそれぞれ何かを取り戻せたのかもしれない。


いつになっても、未完成の「オバチャーン」。
そこがハラハラするところでもあり、最大の魅力でもある。
一人一人が悩み考え葛藤し、忘れ思い出し作られる。
同じクオリティのものは二度と見れない。


オバチャーンはもともと主婦タレント事務所「みかん山プロダクション」に所属していたタレントの中から
選抜されメンバーで構成されるグループだが、
社長の辻さんはオバチャーンをどう考えているのだろうか?
インタビューを敢行した。

―――オバチャーンには今後どうなっていってほしいですか?
「若い人から注目してもらってオバチャーンも輝いてるやんか!と思ってもらいたいですね。AKBじゃないけど、オバチャーンを通じて個々でもっと注目されるようになってほしい。これだけオバチャンいますけど、やっぱり一人一人いいところがちゃいますんでね。ピンでも仕事がもらえるような人になっていってほしいです」
―――辻さんにとって、オバチャーンとは?
「オバチャーンはスタートですねん。死ぬのが…焼き場がゴールで、この世界にゴールはない。だから楽しみながらやってほしいんです。みかん山も、プロダクションやろうと思ってやってるわけじゃなくて、”人生楽しみたい”って思ってる人のサポートができればと思ってる。お金がどうこうじゃないんです。才能とかでもない。ただ、仕事を楽しんでもらいたい。その結果人生が楽しめればいい。例えば平李(ネクストジェネレーション)は、定時制の高校に通うことになったんですよ。きっかけはオバチャーンの活動だそうです。そんな風に何か発奮できることが大事だなと思います」

「学業との両立」といえば、アイドルに起こりがちのテーマだが
まさかオバチャーンにも学業両立メンバーが現れるとは。

当人である平李にも話を聞いてみた。
―――高校に受かったそうですね!
「そうなんです。私まだみんなにも言ってなくて…。これまで合格したと分かっても現実味がなかったんですけど、さっきようやく辻さんに打ち明けて”よかったね、頑張りなさい”と言われ、ようやく実感が湧いて涙が堪えられませんでした」
―――なぜ今高校に?
「私、家庭の事情で進学できなかったので学校に行きたい!っていうのがずっとあったんですね。もう行けないかなって諦めてたんですけど、オバチャーンをやるうえで、国語力が欲しいって思ったんです。ただの主婦じゃないからこそ、ボキャブラリーを増やしたい!って。私パッチ・アダムス(アメリカの医師。楽しませながらケアすることで、たくさんの人を救ってきた。愛と笑いの伝道師とも呼ばれる)が目標なんです。更年期で鬱になってたこともあって苦しみを知ってるから、その経験を活かしたい。物を知らないと限界があるから、勉強して、言葉でもっと人を元気にしたいです」
―――受験はどうでした?
「1年半勉強しました。小論文と面接で…。でもここで受かったっていうのがもう既にひとつ自信になっていて、いつもやったら外人さんになんて話しかけられへんけど、今日は話しかけれました!」

いくつになっても、人は夢を持てる。
歩き出せる。成長できる。
年を取るとたくさんのことを諦めてしまう人がたくさんいる中で、
日々前に進もうとする姿…。
つい、応援せずにはいられない。
観客とハイタッチする平李

ただ色物アイドルじゃない”オバチャーン”。
普通のアイドルの3倍以上生きてる彼女たちのうんざりするほどの人間味を
ぜひ垣間見てほしいところだ。




オバオタ

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