2017年5月16日火曜日

痴漢に怯える女子と痴漢冤罪に怯える男子

痴漢指摘され線路に飛び降り、電車にはねられ死亡
http://www.asahi.com/articles/ASK5H7KH9K5HULOB02X.html

亡くなった方が本当に痴漢をしたのか冤罪だったのかは分からない。
痴漢をしたから逃げたのかもしれないし、してないから逃げたのかもしれない。
分からないけど、このニュースを受けてTwitterの男性たちは
「俺たちは痴漢に間違えられた時一体どうしたらいいのか、やはり逃げるしかないのか、
 社会的な死か肉体的な死を選ぶしかないのか」と痴漢冤罪におびえている。

「痴漢をされること」「冤罪を作り上げられること」は等しく恐ろしいはずなんだけど、
「もう俺たちには逃げるしかない」という声が大きくなって痴漢冤罪ばかりが取り上げられるのは、
本当に被害に遭った女の子がより声を上げづらい状況が作られているということとほとんど同じ意味なんじゃないだろうか。

そもそも、痴漢にあったからと言って「痴漢です!」って声をあげられる女の子なんて
ごくごく少数。

事件になるものの何十倍も、何百倍も、
女の子の間でしか語られない、あるいは誰にも話すことができない
サイレントな痴漢事件が発生している。

わたしは都会に育ったけど、
女子で集まれば大概みんな何かしらの痴漢遭遇エピソードは持ってた。
そこに体型とか顔は全く関係ないよ。

痴漢にもレベルがあって、
ガッツリ触る痴漢もいれば
「触られてる気がする…いやだな…」くらいのなかなか確証が持てない痴漢もいる。
「これって痴漢なのかな?わたしの自意識過剰なのかな?」っていう実体を掴めない不快な気持ちに晒されながら
結局何も言えないまま電車を降りる人だって少なくない。
ガッツリ触られてたって、怖くて声が出ないこともある。
どうやって声を上げるかなんて分からない人がほとんどだよ。
そんな中、「痴漢です!」って言うのは
勇気を出して痴漢と戦おうとしてくれてるひとりかもしれない。

声を上げる人を見て、
無差別に「痴漢冤罪だ」「あの人、冤罪で示談金取ろうとしてるんだ」なんて決して思わないでほしい。

理性なく痴漢をする一部の男性と示談金や腹いせ目的で痴漢冤罪をする一部の女性が悪いってことはみんなわかってるはずなのに
ついつい「男が悪い」「女が悪い」という不毛な争いになってしまったりする。
違うよ。性別関係なく、悪いヤツが悪いんだよ。

でもそれだけナーバスになるのも、みんな被害に遭うのが怖いから。
そんな人のために、もう少し安心できる通勤・通学ができるよう
まずは証拠がなくても痴漢だって判決が下りてしまう司法を変える必要があるのでは?
男性専用車両を作るのもいいかもしれない。

「痴漢」そして「痴漢冤罪」、
満員電車がある限り、どうしても避けられない問題なのかもしれないけど
何か手を打たないといけないところまで来ているんじゃないかと思う。



よん

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