2018年4月1日日曜日

限定ドールから販売のありかたについて考える

京都高島屋にて100体限定(1人2体まで)で発売されたドールが1人の中国人転売ヤーと49人の中国人並び屋によって買い占められたことが話題になっている。
https://togetter.com/li/1213786

近頃「転売」に関してはチケット転売サイトが取り締まられたり、アーティストが連名で「転売に対する対応を強化する」と声明を出したり、日頃から問題視されがち。
でも転売は一概に「悪だ」とは言えない側面もある。

わたしはこの問題に立ち向かうためには、「転売ヤーぶっ潰す」じゃなくて「販売方法を考える」なのではと常々思っている。

・海外で転売が行われているケース
例えば今回のドールの件のように中国人が買い占めて、中国の通販サイトで流通しているのは中国で人気があるから。売れると見込める土台が既にあるのだ。
中国のファンは他に買う術がないから、転売された商品を買う。
なら初めから中国でも公式販売すれば解決するのでは?
最近の百貨店もそう。中国人が殺到することが問題なら中国でも気軽に日本の商品を購入できるように販路を広げればいいと思うし、
日本の企業はもっと販売方法をちゃんと考えたほうがいいと思うマジで。

・海外ファンとの関係から考える
わたしの友達、中国奥地に住む日本大好き中国人のりんちゃんはこういうライフスタイルを送る。
アニメ・ドラマ→違法アップロードで中国語字幕付きのを視聴
化粧品→日本の友達に送ってもらうか中国通販サイトで購入
カラコン→公式の通販が海外にも発送してくれるので正規で購入

カラコンの事例を見ればわかるように、正規で購入できるルートがあるならいくらか多めの配送料払っても正規で買ってる。そういう人も多い。
出来ないから「通販サイト(転売)で買おう」という選択肢になる。

それとは反対に最近話題になったのがアニメ「ユーリ!!! on ICE」
世界同時で公開するサイマル配信が採用され、違法アップロードは極端に減った。

国内外問わずにそうだろう。
公式で視聴しやすい環境があれば、違法アップロードは減るし、
公式で購入しやすい環境があれば、転売ヤーも減る。

ネットがあるから、全世界(日本国内の地方なども含める)に発信しやすくなった現在、
これまでよりもさらに快適な販売方法が求められている。
1枚に2話しか入ってないDVDやブルーレイ、
次の巻が自動的に表示されない公式漫画アプリ、
いつまで経っても限られた地域のショップでしか買えないファングッズはもう古い。
違法アップロードのほうが見やすい、転売のほうが買いやすい、で不正がはびこるのは大きな損失だ。
利権を捨てて、早いところ多くのファンが満足できる方法を見つけ出さないと
日本の商品や文化は全て海外に→日本のファンが消えるっていう恐ろしい悪循環が起きる事態まで差し迫っていると思う。


よんうさこ
twitter https://twitter.com/yonusa1

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