2018年4月5日木曜日

モロッコのお食事~おじいがくれる謎の貝~

「なんか人が集まってるな?」と思ったら屋台だった、ということはよくある。
近寄ってみたものの何が売られているのか全く分からない。
一体何を食べているんだ…とキョロキョロしてると、屋台のおじいが「食べていきなよ!」と笑いかけてくれたので、ひとつ注文してみる。
小さな器の中に、煮込んだ小さな貝がたんまり入っている。
楊枝で貝をほじくりだして、屋台の上にある殻入れに捨てて食べるらしい。

食べてみようと挑むも、貝が熱すぎて持つことすらままならない。
さっきまでスープの中でグツグツと煮込まれていた貝殻は大体60度くらいはありそう。 
「あつっ!あつっ!」と貝にありつくこともできない貧弱な東洋人を見て、おじいは、
貝をほじくりだしてわたしの口まで運ぶ、という神対応。

スパイスで味付けられた貝はぷにぷにの食感で、サイズに見合わず満腹感があっておいしい。
向こうでは貝のお出汁たっぷりの煮汁も飲み干すみたいだけど、わたしにはちょっとスパイシーすぎた。じわじわ汗をかく感じ。

おじいは山盛りの貝がなくなるまで、わたしの口に貝を運び続けてくれた。

なんていう甲斐甲斐しさ…!異邦人に貝を食べさせたい愛情が染みるよ!!!!!
ローカルな食べ物を食べるとき、その国を知るヒントがたくさん見つかる。


よんうさこ
twitter https://twitter.com/yonusa1

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