2014年2月20日木曜日

あまえ

わたしはかつてAKB総選挙を「見返りを求めない貢献」と称しましたが、

世の中にはもっと見返りのない貢献がありました。






それが
テニスの王子様バレンタインです。

『テニスの王子様』は
テニスとは名ばかりで第六感を奪ったり天気を読んだり対戦相手を血祭りにしたりすることで有名ですが、
キャラクター人気が凄まじく
キャラクターソングが300タイトル以上発売されていたり、NHKに出演したキャラがいたりと
原作のスタート開始から15年近く経つのに長く濃くファンに愛されている中学生テニス(?)マンガです。

その中でもなにやら四大宗教なるものがあるそうで
特に熱狂的なオタクたちがついているキャラクターを指してそういうらしいのだが

これまでのバレンタインは四大宗教のうちのひとつ跡部景吾くんの独壇場で
2004年 255個
2005年 241個
2006年 1008個 
2007年 807個
2008年 323個 
2009年 1097個
2010年 2844個
2011年 7770個
2012年 9515個
2013年 7747個
と、もうなんか桁がおかしいんじゃないかと疑うレベルで毎年1位を獲得していた。

しかし今年、作者の許斐剛がバレンタインを前にして
「不二周助くん宛てに8000個チョコが届いた」とツイートしたことから競争が激化。

オタクたちの、チョコレートをかけた争いが始まったのである。

しかしここで特筆したいのは
「送るものが決まっていない」ということだ。

総選挙なら何枚買おうが単価は1500円くらいのCDだが
これはいくらのものを贈っても1としてカウントされてしまう。

チロルチョコ1個でも1、
ゴディバ1箱でも1。


もちろん選挙のように選抜入りが確約されているわけでもない。

ただ、それが(「これだけお金ぶっこめるオタがいますよ!!」という表明として)キャラクターのためになると信じて、
あるいは愛を伝えられずにいられなかったオタクたちの叫びなのだ。

とにかくキャラクターのランキングの順位を上げたくて安いチョコをたくさんぶっこむひともいれば、
喜んでほしくてキャラクターに合ったものを送るひともいる。
中にはモエ・シャンドンもあったそうだ。


中学生だから飲めないけどね。
みなさん中学生ということを忘れすぎです。


跡部景吾くんに関しては「跡部王国」という技名があることから、
もはや国王として扱われており
チョコレートを贈ることは「納税」と称されるそう。


戦いの結果今年届いたチョコの総数は
10万個を軽く越えるらしい。









これを「見返りを求めない貢献」と言わずとしてなんと呼べる。

・二次元が相手
・CDなど決まった形をなしていない
・何の見返りも確約されていない

これだけの悪条件にもめげない
オタクの強さを再確認させられます。



よん

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