2015年2月7日(土)―――
燦々と降り注ぐ太陽の下、西梅田スクエアにてあるイベントが行われていた。
『くまモンファン感謝祭2015inOSAKA』。
屋外のスペースにはずらりと熊本の物産ブースが並び、
中央のステージではくまモンが出し物を行い、
そこらじゅうをゆるキャラ仲間が歩き回るという夢のようなイベントだ。
わたしが訪れた目的は14:30から始まるのステージ。
そう、これまでも度々行われてきた
くまモンVSオバチャーンの異種格闘戦がここでも行われるのである。
くまモンファン感謝祭という完全アウェイでの舞台。
一体どうなることか…
わたしはからし蓮根コロッケを食べながら、ワクワクが止まらなかった。
楽屋に行くとどうやらワクワクしているのはオバチャーンも同じのようで、
宇口に至っては何故かシコを踏み続けている。
オバチャーン。
今日の出演は
舟井、宇口、有田、脇、山本、高見、竹峰の7人。
今日も13人の中から7人が選抜される。
わたしも現場に行って初めてその日のメンバーを知るくらいオバチャーンは流動的なグループだ。
出演2分前、スタンバイ。
いつもに増してわちゃわちゃしているメンバーたち。
「ステージを楽しむぞ!!」という勢いを感じる。
笑顔でステージへと向かってった。
―――「HEY YO!まさかのファッションでおばちゃんが通る!」
登場は定番”オバチャーンのテーマ”。
ひたすらノリのいいこの曲は、オバチャーンを知らないひとも強制的にノリノリにさせる
オバチャーン最大の戦闘曲である。
youtubeの再生回数が100万回近いという数の武器でもある。
曲が終わるころになると、にょきっと黒い影が登場。
このイベントの主役、くまモンだ。
もちろん客席の8割がくまモンファンのこの環境(2割が一般人、時々オバオタ)
客席から黄色い声が飛ぶ。
オバチャーンもおおはしゃぎ。
即座にくまモンに触りまくる。
もし相手がクマじゃなかったら完全にセクハラである。
嫌がるくまモンに「わたしら3回目やねんでそろそろ慣れぇや!」とグイグイ攻めていく。
定番「オバチャーンの挨拶(オバチャーン!と叫びながら手を前に出す挨拶。客もやることが義務とされ、怠ると「やらんと返れへんよ!」と何回も強要される。)」をするとき、
くまモンは舞台下に降りて眺めていた。
一体何を考えているのだろうか…。
さらにこの日はなんと、オバチャーンの挨拶だけではなかった。
新しく自己紹介コーナーが加わっていたのである!!!
「不動のセンター、レッドの舟井です!」から始まり順々にアピールタイムだ。
印象に残ったのはもちろんこの人、
「ブルーやけど心はバラ色うこうさんやでー!!!!」
この”ブルーやけど心はバラ色”というキャッチフレーズとしてのレベルの高さもいいし、
”うこうさん”と
今まで名乗ったことのないあだ名をかましてきたのも最高に面白かった。
なんで自分からさん付けやねん!!!!とツッコみたくなるあたりが、
自己紹介として最高にイイ。
竹峰の「ピンクのたけちゃんでーす!!!」というのも非常にラフでよかった。
やっぱり呼びやすいあだ名があったほうがアイドルは絶対に成功すると思う。
まずはグループから入ったとしても、個々として認識されて初めてファンが生まれるのである。
逆に、「山本かつらです!!!」という”フルネームで自己紹介をする”というのも
サインを頼まれてただ記名をするのに並びオバチャーンならではで面白くはあった。
それただの挨拶やで。
「有田けいこ…じゃなくて松阪慶子です!!!」という
自己紹介にもなってないただの偽称行為も目撃した。
アイドルの自己紹介はただ名乗るだけじゃなく短い数秒間の中で「この人はこういう人なんだ」と
客席に思わせなければならない。
新しく始まった”自己紹介”、ぜひ洗練させていってほしいと
オバオタは切に願う。
話を戻そう。
この日はヒョウ柄のスカーフをつけてきてくれたくまモン。
「くまモンももうオバチャーンの一員やな」というオバチャーンに、
やめてくれと言わんばかりに手を振り続けていた。
次はくまモンも参加しての”夜道は☆ダンスフロア”。
最初くまモンは「振付を覚えていない」と謙遜していたが、
本当はオバチャーンよりも踊れることをわたしは知っている。
案の定曲が流れればすぐに踊り出すのであった。
決めポーズもバッチリだ。
ダンスが終わると、くまモンがいなくなってしまった。
再び現れた彼が手に持っていたのは…
→続く