2014年5月7日水曜日

渋谷のいぶくろ。

NeoLで新しくはじまっためちゃくちゃよだれ垂れる連載『季節のいぶくろ。』
わたくしシェフとソムリエのおふたりをうさぎ化させていただきました。
みなさまもぜひご覧になって、よだれ垂らしてください。
そして旬のおいしさをいただいてください。

うさぎ化させていただくにあたって、
渋谷の文化村の方にあるおふたりのお店『bed』におじゃましました。

そこでの時間がいかに至福の時間だったか…
それを今から綴るよ。

※あまりに素晴らしすぎてちょっと吟遊詩人化してるところがありますのでお気を付けください。


『bed』。
それはバーとレストランが半分半分で出来た全席カウンターのアットホームなお店。
階段を昇って二重の扉を開けると…
おっと?
なにやらワインを持った男性が鏡に映っていますね…!


中に入ると…!
 ドリンクを作りし男性と
お肉を切りし男性が…

そうですこの方たちが
今回わたくしがうさぎ化させていただいた
ソムリエの宮地さんとシェフの宮田さんです。

座ってみるとなんでしょうこの
渋谷だということを忘れるような落ち着いた空間…。

バーかレストランかどちらかに比重が寄っているお店がほとんどの中、
bedはバーが半分、レストランが半分。
なぜかというとお客さんが欲しいといったものを極力出してあげたいという願いから。
ドリンクもお食事も、お客さんがほしいものを出して
快適な時間を過ごせる空間を作る。
そういった店にするために、5:5の形になったそうです。
自分の家のリビングにいるような感覚でbedにいてほしい、と
おふたりはおっしゃってました。

そこで食べるお料理とは。

まずはこちら。
宮地さんに「甘くて炭酸じゃないのがいいです」という
ざっくりした注文で作っていただいたお飲み物は、
白ワインとカシスとワインにするぶどうで作られたジュースのネオ・キール(命名:わたし)。
すっと口の中を通り過ぎていくさっぱりした甘み…。
しっかり甘いのに、すっきりしてるので口に残らずお食事の邪魔になりません。

そしてこのパンね。
みんなふつうのパンだと思うじゃん?
違うんだよね…。
フォカッチャと、いちじくとくるみのパンなのですが
自家製です。手作りです。愛情込めた手作りです。
さらに横にあるココットに入ってるのがなんだっていう話ですよ。
バターだと思うじゃん?
違うんだよね…。

トリュフバターなんだよね!!!!!

口に入れた瞬間、ぶわぁって広がるトリュフの香り…
少しつけただけでも、もう芳醇!!って感じの香りが広がります。
なんか無敵になった気分。

ちなみにトリュフバターはこのお店の看板で、
お持ち帰りもできます。
しあわせな気分でこのお店から帰って、またしあわせな朝食も楽しめるという…
なんとディナーだけじゃなくブレックファーストまでサポートしてくれます。
素晴らしいですね。

わかってるんだよ。
他にも食べ物がいっぱい来ることくらい。

でもパンを口に運ぶ手を止めることなんてできないんだよね…。

はい。
長崎産イトヨリ鯛さんのカルパッチョです。
歯ごたえがあって、上のシャキシャキの野菜と一緒にぺろりと食べれてしまいます。
ほんとうにぺろりです。

旬のホワイトアスパラに卵のソースと生ハムを添えたものと、
京都の筍に雲丹をのせたものがやってきました…。

アスパラはやわらかいし、ソースと生ハムがあう。
筍も甘くて、雲丹はクリームのよう。

うに食べれないんですけど、わたし。
これ超おいしいんですけど。
アナタ本当にうにですか?わたし超びびりました。

低温でじっくり調理した富士鶏を、びわのコンポートで。
赤いけど、ちゃんと火は通ってます。

これも、食感がいい。
弾力があって、噛むこともたのしめます。
びわのソースだと甘いイメージがあるかもしれないけど、
全然違和感がないんだよね。
 
鶏肉と出会うために生まれてきたびわもいるんだね…。

ローストビーフと岡山から連れてきた猪。
カポナータ。

トリュフマスタードでいただくとお肉たちの味わいがこれでもかというほど増します。
お野菜はゆっくり丁寧に丁寧に煮込まれたお味がしました。
ほろりと口の中で溶けていくお野菜たち…。
ああ。君が俗にいう、「野菜の甘み」なんだね…。

雲丹とびわの冷製パスタ。

思ったよ。
最初。
「雲丹とびわ」って聞いて、「…雲丹とびわ…?」って。

違うんだよ。
「トマトとモッツァレラ」って訊いたら、誰もが納得するコンビだよね。
宮田シェフの手にかかれば、そんな感じです。

ほんとこんなまろやかだったの?っていう雲丹を
全力でサポートするようでありながら
ちゃんと自分の存在もアピールする、びわのポテンシャルの高さが凄まじいです。

そして器を見てください。
うさぎです。
かわいい。
かわいい。
そう、ここbedでは食器も細部までこだわっているため
かわいい。箸置きもかわいいよ。

最後を飾るのは
レモンのシャーベットとびわ。
自然の甘みだけなんだけど、満腹感が救われるかのようでした。


これは宮地さんが作ってくれた2個めのカクテル。
生絞りしたあんずと、アプリコットのリキュールと、桃のジュースと、グレープフルーツジュース。
調和が取れすぎてる。
たぶん、「これ何入ってると思うー?」って言われてもわからないくらい
調和が取れすぎてる。

彼らはたぶん食材と食材を仲良くさせる天才なんだと思います。


長い間お話をしていたところ、
食後にチョコレートまでいただきました。
右は沖縄のお土産らしく黒糖生チョコレート。左は宮田シェフお手製生チョコレートです。
濃厚でしたわー。


とにかく、時間を忘れて過ごしたたのしい時間、
気が付いたらさくっと3時間経ってました。

ほんとうにたのしいお食事は、
あっというまに時間が過ぎてしまうんだね。

そんな至福のディナーは、
渋谷『bed』で過ごしましょう。

ブログもあってうっとりするからみんな見た方がいいよ!



よん

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