2012年7月29日日曜日

にっぽんの宝

舞台は昨日、花の金曜日の夜。
わたしはバイトを終え、終電間際の電車に乗りました。

何駅か乗り、ホームに降りる。
たくさんの人がエレベーターへと向かって歩いていく中で、

ホームの電車に座り込み動かない人がいました。
しかも、ベンチの両端にふたりいました。
その姿から。オーラから。
そしてわたしは悟りました。

これは花金を謳歌して酔いつぶれたやんちゃーズなんかじゃない。


疲れ果てたサラリーマンの屍だ、と。

終電間際にもなって、彼らは帰る気力もなくホームのベンチに座りつくしているんだと。
きっと彼らは顔を上げる元気もなかったけど、
隣に座るお互いの存在が勇気になったことだろう。
ああ、ぼくはひとりじゃないと思えたことだろう、
お仕事お疲れさま、と。

わたしは願いました。
この週末が彼らにとって安息の日々になりますように、と。





よん

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