2013年9月6日金曜日

スペイン日記7


9月3日。
ホテルの朝食は、とてもおいしいし
マスターがいつもコーヒーかティーか聞いてくれて
「ホワイトコーヒー」を頼むとチョコシロップで絵まで描いてくれる。
最高だぜ。
 
帰国前日。
「サグラダファミリア突入」という大きな使命を抱えたわたしたち。
しかし、ひとつ問題があったのである。
それはわたしの列嫌いだ。
わたしはどうしても
あんなサグラダファミリアをぐるりと一周取り囲むような長蛇の列に
並びたくはなかった。
それを解消するのが
「インターネット予約」だ。

しかし、インターネットサイトは英語を選択しても

気を抜くとすぐにスペイン語になってしまい非常に困難である。
それをわたしは、ホテルのおねえさんに何度も助けを求めながら
見事にクリアした。

ゲットしたチケット。「visita Vasilica + 18:45 torre Naixement」
これはつまり、入場券と”生誕のファザード”に登れるよ18:45までに来いよ券である。

このネットで予約したものをCaixaというATMでチケット発券して、
わたしたちは街へ飛び出した。

この予約に1時間もかけてしまった。
急がねばならぬ。

ホテルのそばにカタルーニャ音楽堂という世界遺産がある。
それを見て先を急ごうとしたのだが
なんと!その音楽堂の美しいこと。
聞けば「当時はガウディ以上に名声を博したリュイス・ドメネク・イ・ムンタネーによって建てられた非常に美しい音楽堂」とのこと。
なるほど。
今はガウディによって霞み切ってしまった、と。
”当時は”にこれほど哀愁漂うことありますか?
「地球の歩き方」にも、4分の1ページしか裂いてもらえないこの建物の悲しさ…!


よし。入ろう。(急ぐ気ゼロ)






非常に美しいステージ。
中では楽団が練習していて、
一瞬でも「音楽家になってカタルーニャ音楽堂のステージに立ちたい」なんて思ってしまうレベル。
ちょっと一瞬「今からでも間に合うかな」って本気で考えちゃったもんね。
それくらい憧れちゃいますよ思わず。

次にグエル邸へ。
ガウディがパトロンでいて最強の友人グエルさんのために作った邸宅です。
オーディオガイドを通じて感じたのは「グエルがいてよかったよね」です。
こんな前衛的な建築物を理解してくれるひとがその時代にいたことがすごい。
次にわたしたちはサンジュセップ市場へ。
ブラックベリー+バナナジュースを1.5€で飲む。
これがすごいうまかった!
海外生活は野菜が足りなくなるのでジュースで「ヘルシーになった気持ちになる」は
とても大切なことだと思うんです。ええ。

おいしそうな匂いに誘われて、クレープ屋さんへ。
「チーズ、生ハム、オニオン!」て注文したものの
「ほうれん草入れる?マッシュルーム入れる?」と誘われるがまま頷いていたら
気付いたら7.5€の高級クレープに…。
でもふたりでたべてお腹いっぱいになるくらい
ボリューミーでおいしいクレープ!!
わたしたちの注文が話題を呼び
後ろのひとは「今のと同じのをちょうだい!」といい、
一気に行列ができ
わたしたちはサンジュセップ市場の流行の最先端となりました(偶然です)

そしてピカソ美術館に向かって歩いていると、
ステキな趣のお店があり、何かと見てみると
「クレマ・カタラーナ」の文字。
クレマ・カタラーナはスペインの伝統的なお菓子で、ざっくりいえばクレームブリュレです。
相方2号、惹かれる。
食べることを決心し、
2号「クレマ・カタラーナ ポルファボール」
お姉さん「4.5€ プリーズ」
2号「NO!!!」

!!!!!!???????

注文しといて支払拒否!!!!!????

何が起こっているんだ!!!!?????

茫然とするわたしとお姉さん…
わたしが恐る恐る「え、4.5€払わないの…?」と聞くと
「あ、ああコーヒー オア ティー プリーズかと思った!!!」と言いながら
握りしめた4.5€を支払う2号。
いやコーヒーかティーを求めてくる店員さんもよく分からんけどな!!!
ひとまず支払ってくれてよかったわ!!!!

必死の思いでゲットしたクレマ・カタラーナがこちらです

おいしかったよ!そりゃあ!
しかしわたしは先ほどの信じられない出来事に笑いながら泣いている間に
2号にほとんど食われて全然食べられませんでした。


ピカソ美術館へ。
市場とクレマ・カタラーナで時間食いすぎて30分くらいしかなくて
急いで見て回った。
「なぜあそこへ行きついたのか」。
とても不思議な気持ちでした。

それから電車にのってサグラダファミリアに向かおうとするも、
券売機が20€使えず慌てふためく。
急いで駅前のチョコ屋さんでアイスエクレア買ってお金を崩して切符を買うも
相変わらず改札の通り方が分からない。
切符を入れてもバーが開かない。
駅員さんいないから聞くこともできない。
安定のバーくぐりです、そこはもう。
現地のひともよくバーくぐってます。
バルセロナの地下鉄システムがいまだに理解ができません。

急いでついたサグラダファミリアはもうすごいの一言です。
言葉にできないから感じてほしい。
ガウディが「自然光をとても大切にした」って説明をうんざりするほど聞かされたんですけど、
ほんとこれ見たらもう何も言えないわ~っていうようなステンドグラス。
天井からそそぐ、光。
思わず神聖な気持ちにならずにいられない。

塔に上ったときにみえた、
サグラダファミリアの影。
「神の優位性を示すため、他のどの建物よりも高く。
 しかし神の創造物であるモンジュイックの丘よりは低く」といって建てられた
その大きさがありありと分かる。

この明るさですが、もう7時過ぎ。
サグラダファミリアを出た頃には8:30です。
わたしたちはスーパーに駆け込み、パンとチーズを買い込みました。

けど帰る前に、前日行ったピッツァリアに寄って…
ラスト・サングリア!!いえーい。
昨日のはオレンジ・レモン・アップルのシンプルなおいしさでしたが
この日はさらに梨・スイカも入ってフルーツ感ましましで
どちらも違ったおいしさが!なんてこった日替わりサングリアです!

サングリアしか飲まないわたしたちに出してくれるお通し。
これもまたおいしい。
店員さんがたまらんのですが
そのはなしはまた改めて…
バルセロナの「Eden」は是非ともみんな通うべき場所です!

ホテルに帰ってからは
たのしいチーズ祭り!
と行きたいところだったんですがちょっと食べて眠かったので寝ました。

4日。
8:15には空港に行かねばならなかったので、
朝モッツァレラ丸かじり略して朝モツしたのち7時過ぎにホテルをチェックアウト。
「ごはんまだやってないよね?」って訊いたら、
「ごめんね7:30からなの。でも、クロワッサンだけでも持ってく?」ときいてくれたので
ありがたくいただくことに。

空港まではホテルから3分のカタルーニャ広場から、空港バスで約30分。
空港についてからクロワッサンを食べたが、
そのクロワッサンのおいしさと言ったら…。

早朝のバルセロナ。

そして、バルセロナーフィンランド、フィンランドー成田の15時間ほどのフライトを経て
昨日の朝ハポンに帰ってきました。


あれだけ行く前びびってたのが笑えるくらい、
スペインはステキなところでした。
ちょっとまじで「長期滞在してもいい!」と思えるくらい、
好きになってしまいました。
実際、行ってみないとわからないものです。
ネットでなんて書かれていても、
自分で見てみなきゃわからない。
わたしはスペイン、すごい好きです。
突然脈絡もなく恋人とイチャイチャする発作が出る病気にかかってるスペイン人、割と嫌いじゃないです。

こうやって自分の目で見れてよかった。
スペイン、好きになれてよかった。

そう思いました。

また一都市で全部を知った気になっちゃいけないね。
日本が47都道府県あって日本なように。
 
バルセロナとマドリードは、全然違う雰囲気の都市でした。

ひとつだけの視野に物事を狭めないで、
いろんな方向からモノを見ること。

それを大切にしていきたいね。


ね。


























アバァー。



よん












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