伊賀の忍者博物館は
伊賀のなかでも上野市という場所にあります。
忍者博物館を出たわたしは
重い荷物を背負いながら、
上野城を外から眺め、
日本一の高さだという城の高垣を眺め、
芭蕉生誕300年を記念して出来た俳聖殿を眺め…。
どこへ行こうかととぽとぽ歩いていると目の前に現れた
”伊賀信楽古陶館”にとりあえず入りました。
器ってあんまわかんないけど、とりあえず入れるから入ろう!精神ですこれが
そしたら受付にいたおばちゃんが、
「あんた荷物重そうやなぁ、そこに置きぃや」
と言ってくれまして…。
ありがたく荷物を置かせてもらって。
かわいらしい地蔵さんを眺めたのち「今忍者博物館に行ってきて、
上野城を眺めて、
俳聖殿も眺めてきたんですけど…
他に何かすることありますか?」って言ったら、
「忍者博物館行ったんやろ。上野城見たんやろ。俳聖殿も入るとこちゃうしな。
うん…もう、ないわ!!!!」
えええええええ!!!!!
おばちゃん言い切ったーー!!!!!
わたしは17時のバスにのって名古屋に行く予定だったのですが、
その時点で15時…
どう過ごそう?と思ったけど、
気が付いたらそこのおばちゃん2人とずっとしゃべってました。
「あそこのなー、生で食べれるとうもろこしがなめちゃおいしいねん!」
「でももう今からじゃ行けません!!」
「うわーー残念やなーーーーーーー!めちゃおいしいのになー!」
「ここのすぐ裏にある蕎麦屋が県で一番や言われるほどおいしいんやで、
でももうランチ終わってるから行かれへんわ!」
「くやしいいいいいいいいい」
「ここのそばにあるまっちん言う和菓子屋さんがめちゃおいしいねんで!
あそこの本わらび餅食べたら絶対他では食べれへん!
葛プリンの番茶味!番茶、ほんまおいしいで」
「え…わたしわらび餅だいすk」
「でも定休日が火曜日で今日やってないわ!」
おばちゃんwwwwwwwwwwwwwwwww
おまえwwwwwwwwwwwww
そうですわたしは伊賀上野にて
ひたすらおばちゃんにいじめられていたのです。
わたしは伊賀上野で
食べたいものを増やす
というよく分からないことをしてしまいました。
よってわたしは
伊賀上野にまた行かねばなりません。
しかも「まずはじめにここ(古陶館)に来てくれたら、おいしいもんいっぱい教えたるのに!」と
おばちゃんが言うもんですから、
はじめに三重のなかでも伊賀のなかでも
伊賀信楽古陶館に行かねばならなくなりました。
わたしが袋にぎゅうぎゅうに入って100円という
東京規準で考えたら激安の神のようなモロヘイヤを持っていたら
「あんた…モロヘイヤなんて買わんでもうちに捨てるほどあるのに!!!」
と言われました。
「そんなん言われてももらえないじゃーーーーんっっっ!!!!」と言い返したら
「あんたがここに最初に来-へんからやーーーー!!!!!!!」と言われましたおばちゃん横暴すぎて!!!!
人の不幸は蜜の味と微笑むおばちゃんも、
飼い猫には弱い。
猫の話になったらデレッデレで携帯の写真を見せてくれながら
「この子がなーかわいいんよーこれはなー鍋に入ってなー流行ってるやん猫鍋!あれやねんーかわいいやろードゥヘヘドゥヘヘ」
とあまりのキャラ変にびっくりしたり…
5時が近づいて、
「次上野来たらまずおばちゃんに会わなきゃいけないから写真撮っていい?」って訊いたら
「いやや撮らんでいいねん明日!明日美容院に行くから髪ボサボサやで」といって逃げるので
「とうもろこしの恨み…!」といって撮りまくってやりました。
古陶館を出るときには、おばちゃんふたりとも店の外まで出てきてくれて
最後まで手を振ってくれました。
伊賀上野の大切な思い出。
そしてわたしはおばちゃんオススメの伊賀牛を150g買って
伊賀を去ったのである。
よん

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